PROPH-169
苦難のしもべ—刺し貫かれ、打たれ、復活する者(イザヤ書53章)
紀元前700年頃に記されたイザヤ書53章は「彼は私たちの背きのために刺し貫かれ、私たちの罪のために打ち砕かれた」「彼は生ける者の地から断ち切られた」と記す。キリスト教はこれをイエス・キリストの受難・十字架刑・復活の予言として解釈し、新約聖書でも繰り返し引用される最重要メシア預言とされる。ユダヤ教側は民族イスラエル全体を指すと解釈する。
| ステータス | 成就 |
|---|---|
| 出典 | イザヤ書53章1〜12節 |
| 記録年 | 紀元前700年 |
| 成就予言 | 30年 |
| 文明圏 | 中東 |
| 地域 | エルサレム(ユダ王国) |
| 信頼性 | ★★★★★ |
| 成就度 | ★★★★★ |
原文(古代ヘブライ語)
彼は侮られ、人々からも見捨てられた。痛みの人で、病を知っていた。(中略)しかし彼は私たちの背きのために刺し貫かれ、私たちの咎のために砕かれた。彼への懲らしめが私たちに平和をもたらし、その打ち傷によって、私たちは癒やされた。
補足・解説
死海文書で発見されたイザヤ書は紀元前125年頃の写本であり、イエス誕生以前の記述が確認されている。解釈はユダヤ教とキリスト教で大きく異なる。
参考文献
- 旧約聖書 イザヤ書53章
- Dead Sea Scrolls(死海文書)イザヤ写本(前2世紀)