経歴・人物

ヴァンゲリヤ・パンデヴァ・グシュテロワ(通称ヴァンガ)は1911年、現在の北マケドニアのストルミツァで貧しい家庭に生まれた。幼少期から直感が鋭かったとされ、12歳のとき嵐(竜巻または砂嵐)に巻き込まれ視力を失った。これにより予言・透視の力が現れたという。

第二次世界大戦中にブルガリア各地で名声を得、戦後はブルガリア共産党政府も彼女を「人民の財産」として管理・保護した。南部のルピテで生涯を過ごし、毎年数千人の人々が訪問したとされる。国家的な「研究対象」としてパラノーマル研究者が派遣されたこともある。

ヴァンガに帰せられる予言には多数のものがあるが、問題点も指摘される。第一に、予言の多くは極めて曖昧で、後から様々な出来事に当てはめることができる。第二に、予言の記録と公開のタイミングが不透明(出来事の後に「実は予言していた」と主張されるケースが多い)。第三に、はずれた予言については言及されないセレクションバイアスの問題がある。

2010年からの「第三次世界大戦」・2014年の核戦争といった具体的な年付きの予言は外れており、現在も続く「年別予言」シリーズはヴァンガの死後に別人が作成しているとも指摘されている。

主な予言・功績

  • 9.11予言(事後帰属の疑い)
  • ソ連崩壊・チェルノブイリの予言
  • 2010年第三次世界大戦(外れ)

参考文献・出典

  • Krasimira Stoyanova「The Truth About Vanga」
  • Bulgarian Institute of Suggestology研究記録