経歴・人物

芸術家としての経歴

ベンジャミン・ソラリ・パラヴィチーニは1898年8月8日、アルゼンチン・ブエノスアイレスに生まれた。正規の美術教育を受け、アルゼンチン国立美術館にも作品が収蔵されている正統な芸術家である。風景画・肖像画を主とした絵画作品で評価され、美術界での地位を確立した後に、全く異なる「サイキックスケッチ」活動を並行して展開した。

サイキックスケッチとは何か

ソラリ・パラヴィチーニは1934年頃から、催眠状態または深い瞑想状態において「自動書記的に」絵と文字が混じったスケッチを描いたと語った。彼はこれを「宇宙的な力(コスミック・フォース)」から受け取るメッセージと解釈した。スケッチは一枚の紙に鉛筆・インクで描かれ、絵と短い文章・詩的な言葉が組み合わされている。特に1938年前後に集中的に多数のスケッチを残したとされる。

主要な予言スケッチとされるもの

代表的な的中として引用されるスケッチには次のものがある。第二次世界大戦のユダヤ人迫害(1938年スケッチ、ナチスのシンボルに似た図形を含む)、原子爆弾投下(「東の島国に火の玉が落ちる」と解釈される描写)、アポロ月面着陸(人物が月に立つ図)、9.11テロ(「鉄の塔が炎に包まれる」とされる描写)、AIと人間の関係(「機械が人間を支配する」とされる図)などである。

しかしこれらのスケッチの制作年については独立した一次資料による確認が極めて困難であり、描写も非常に抽象的で、後の出来事にどうとでも当てはめられる余地がある点は批評家から繰り返し指摘されている。1974年に死去。

主な予言・功績

  • 1938年のスケッチで原子爆弾(「東の島国に火の玉」)を予言したとされる
  • アポロ月面着陸(1969年)を1938年時点で予言
  • 9.11テロの「鉄の塔が炎に包まれる」予言(生前スケッチ・制作年不明)
  • AI・人工知能が人間を支配するという警告
  • アルゼンチン国立美術館収蔵の正規の画家でもある

参考文献・出典

  • Benjamin Solari Parravicini - Wikipedia(es)
  • Parravicini Psychic Sketches Archive