経歴・人物

松原照子は1946年、兵庫県神戸市に生まれた。幼少期から「ふつうの人には見えないもの」が見える体質で、両親や祖父母から「変な子」として扱われてきたと自伝で語っている。10代で結婚を経験し、その後事業を立ち上げて関西で会社経営を行った。神戸の経営者として活動するかたわら、自身が「不思議な世界の住人」「白い長老」と呼ぶ存在から繰り返しビジョンを受け取ってきたという。

1995年1月17日の阪神・淡路大震災を事前に「夢で見ていた」とする本人の証言が、彼女の名を一気に広めるきっかけとなった。実際に神戸で罹災した経験から、自身の能力を社会的に発信する意志を固めたとされる。

2001年9月、当時のメモに「ニューヨークで高層ビルが崩れる」「飛行機が突っ込む」といった内容を記していたとされ、9.11米国同時多発テロを事前に視たという証言が話題になった。さらに2011年の東日本大震災についても、月刊誌『ザ・フナイ』および公式ブログで「東北の海から大きなもの(津波)が来る」「原発が壊れる」といった警告を震災以前から繰り返し発信していたとされ、震災後に再発見されて拡散した。

2010年代以降は「松原照子の世見」というブログを開設し、毎日のように「世見」と呼ぶ予知記述を更新している。著書は『真実は時を超えて』『松原照子の大世見』など多数。雑誌『ザ・フナイ』『あなたが・あなたで・あるために』への連載のほか、書籍化された予言は10冊を超える。

南海トラフ巨大地震・富士山噴火・首都直下型地震など、日本の災害リスクへの警告を10年以上にわたり継続している。「東海・東南海・南海の三連動」を早くから指摘した一人としても知られる。一方で、日々大量に発信される「世見」のすべてが検証されているわけではなく、確証バイアスや事後解釈の対象となりやすい側面も持つ。本人は「私はあくまで媒介者であり、情報を皆さんに届けることが役割」と発言し、予言者ではなく「世見記録者」として自己定義している。

2010年代後半からは活動拠点を福岡に移し、現在も執筆・取材を続けている。日本の現代予言者としては最も継続的に発信し続けている人物の一人で、信奉者・批判者の双方を抱えながら独自のポジションを築いている。

主な予言・功績

  • 阪神・淡路大震災(1995年)の予知夢を記録
  • 9.11米国同時多発テロ(2001年)の事前メモ
  • 東日本大震災(2011年)の事前警告(ブログ・雑誌連載)
  • 南海トラフ三連動地震・富士山噴火への継続的警告
  • ブログ「松原照子の世見」(2009年〜現在)
  • 著書『真実は時を超えて』『松原照子の大世見』ほか多数

参考文献・出典

  • 松原照子公式ブログ「松原照子の世見」
  • 月刊『ザ・フナイ』連載
  • 『真実は時を超えて』(東邦出版)
  • TOCANA「予言者・松原照子の南海トラフ警告」関連記事