経歴・人物
経歴
リアズ・アフマド・ゴーハル・シャヒは1941年11月25日、英領インド時代のラーワルピンディー近郊に生まれた。スーフィー(イスラム神秘主義)の指導者として1980年に団体を設立し、ウルドゥー語で精神世界に関する著作を多数残した。もっとも広く読まれたのが2000年の『神の宗教(Deen-e-Ilahi)』で、英訳版『The Religion of God』は2012年に米国で出版された。
信奉者たちは、彼の顔が月や太陽に浮かび上がったと主張した。この主張は米国務省の2003年の人権報告書にも記録されている。教えと信奉者の主張はパキスタンで激しい反発を招き、英国に渡った彼に対し、パキスタンの裁判所は不在のまま冒涜罪で有罪を言い渡した。
2001年、ロンドンで消息を絶った。同年または2003年に死亡したという説があるが、いずれも確認されていない。後継団体はメサイア財団インターナショナル(MFI)としてロンドンを拠点に活動を続けている。
彗星予言
英語版Wikipediaは『神の宗教』を出典に、彼が「地球に向かう彗星によって世界は2026年に終わる」と予言したと紹介している。一方で、後継団体の代表ユーナス・アルゴハールのサイトは2015年、この年を「科学者によれば2026年ごろに衝突する」と、科学者の見立てとして記述している。2025年9月にインドのWIONが、2026年8月に英国のUNILADが取り上げ、「新しいノストラダムス」として拡散した。
本サイトの評価
NASAの監視記録に、2026年に地球への衝突が予測されている天体は見当たらない。予言が書かれた2000年の直前は、スイフト・タットル彗星の衝突説(1992年)、シューメーカー・レヴィ第9彗星の木星衝突(1994年)、小惑星1997 XF11の衝突騒動(1998年)、映画『アルマゲドン』『ディープ・インパクト』(1998年)と、天体衝突が繰り返し話題になった時期にあたる。
また、予言には「神は小規模な破壊を計画している」「世界が平和になれば衝突は避けられる」という説明が伴っており、衝突が起きなくても外れたことにならない構造を持つ。本サイトは「2026年末までに全面的な破壊をもたらす彗星が衝突する」という一点について、期日後に判定する。詳しい検証は考察記事にまとめた。
収録予言(1件)
本サイトに記録したリアズ・アフマド・ゴーハル・シャヒの予言を、成就状況の判定・原文・検証つきで掲載しています。
2026年、彗星が地球に衝突し全面的な破壊をもたらす
検証中パキスタン出身のスーフィー指導者ゴーハル・シャヒが、2000年の著書で地球に向かう彗星による破壊を予言したとされる。後継団体メサイア財団インターナショナル(MFI)はこれを「2026年に彗星が衝突する」予言として広めており、2026年8月に英国メディアが「新しいノストラダムス」として報じた。NASAの監視記録に、2026年に地球への衝突が予測されている天体は見当たらない。
(原文未確認。英語版Wikipediaによる要約:地球に向かう彗星によって世界は2026年に終わる。彗星は「全面的な破壊」の原因となるが、「人類を威嚇するために、神は小規模な破壊を計画している」) ──(原語:ウルドゥー語)
出典:リアズ・アフマド・ゴーハル・シャヒ『神の宗教(Deen-e-Ilahi)』(2000年)
参考文献・出典
- Riaz Ahmed Gohar Shahi - Wikipedia(英語版)
- The Religion of God(Balboa Press, 2012)
- 米国務省 国別人権報告書(2003年2月23日)
- UNILAD(2026年8月28日)・WION(2025年9月25日)
- Younus AlGohar「2026 - The End Times」(2015年10月13日)