経歴・人物
宜保愛子は1932年4月13日、神奈川県横浜市に生まれた。幼少期から「他の人には見えないものが見える」という霊的感受性を持っており、霊の姿や声を感知する体験が続いたとされる。
1970〜80年代にかけて、宜保は霊視・霊界通信・心霊写真の鑑定などの活動で徐々に知名度を高めた。1980年代後半から日本テレビ系「超常現象の謎に挑む!」シリーズや各局の特番に相次いで出演し、全国区の知名度を確立。1990年代には「日本で最も有名な霊能者」としてメディアに頻繁に登場した。著書も多数刊行し、著作群は累計数百万部に達した。
予言・警告の面では、1988〜89年に昭和天皇の崩御・平成改元を「大きな方がお旅立ちになる」と事前に感知したとされる発言、1994〜95年に阪神・淡路大震災直前に「関西・神戸方面に霊が集まっており、大きな揺れが来る」と語ったとされる霊視が「的中例」として広く知られている。1990年代には東北・三陸沖の「重く暗い気配」についても言及しており、2011年の東日本大震災と関連付けて語られることがある。
一方で、実験環境下での検証では再現性が確認されず、予言の多くが事後解釈によって「的中」とされる曖昧な表現であるとの指摘が絶えなかった。2003年1月22日に逝去。享年70歳。
収録予言(4件)
本サイトに記録した宜保愛子の予言を、成就状況の判定・原文・検証つきで掲載しています。
昭和天皇の崩御を事前に感知——「大きな方がもうすぐお旅立ちになる」
成就昭和天皇が重篤に陥る前後の1988年後半、宜保愛子はテレビ出演や周囲への発言の中で「日本の大きな方がもうすぐお旅立ちになる気配がする」「年が明ける頃に大きな変化がある」と語っていたとされる。昭和天皇は1988年9月から体調が急激に悪化し、1989年1月7日に崩御。同年1月8日に「平成」への改元が行われた。宜保のこの発言は著書や番組内で「的中」として後に紹介された。
日本を守っていらっしゃる大きな方の霊気が揺らいでいる。もうすぐ大きなお旅立ちがあるかもしれない。年をまたぐ頃、日本が大きく変わる予感がする。 ──(原語:日本語)
出典:宜保愛子 TV出演・著書(1988〜1989年)
- 宜保愛子 著書・TV出演記録(1988〜1989年)
- 宜保愛子の霊言(ハート出版)
- 昭和天皇崩御・平成改元記録(宮内庁)
関西・神戸方面に大地震が来る——阪神大震災への霊的警告
部分的宜保愛子は1994年頃のテレビ出演や著書において、「近いうちに関西・神戸方面に大きな揺れが来る」「多くの霊が集まっており、大きな変動の前兆がある」という霊視による警告を発していたとされる。1995年1月17日に阪神・淡路大震災(M7.3)が発生し、死者6,434名を出した。「地震」と地域(神戸方面)を示した点で部分的な符合として語られるが、日時の特定はなく、事前記録の独立した検証も十分ではない。
関西の方、神戸の方に霊が集まっている。大地が大きく揺れる予感がする。近いうちに何か大きなことが起こるかもしれない。 ──(原語:日本語)
出典:宜保愛子 TV出演・著書(1994〜1995年)
- 宜保愛子 著書・テレビ出演記録(1994年)
- 「宜保愛子の霊言」シリーズ(ハート出版)
- 阪神・淡路大震災 記録(内閣府)
物質文明の崩壊と日本の精神的荒廃への警告
部分的宜保愛子は長年にわたり「日本人は豊かになるほど心を失っていく。物質的な豊かさを追い続ければ、いずれ精神的な崩壊・社会の荒廃が訪れる」と繰り返し警告した。1990年代のバブル崩壊・失われた30年・孤独死・無縁社会・精神疾患の増加などと符合する部分があるとして語られる。ただし「物質主義批判」は多くの宗教家・思想家が共有する普遍的な主張でもある。
日本人はお金と物に溺れて、魂の大切さを忘れてしまった。このままでは心の空洞化が進み、人と人のつながりが失われ、社会そのものが崩れていく。霊界からも強い警告が届いている。 ──(原語:日本語)
出典:「霊はあなたのそばにいる」シリーズ / 宜保愛子 講演・TV出演(1980〜1990年代)
- 霊はあなたのそばにいる(宜保愛子著、祥伝社)
- 宜保愛子の霊言(ハート出版)
- 日本テレビ「超常現象の謎に挑む!」シリーズ(1990年代)
日本列島を霊視——東北・三陸沖に異変の気配
不明宜保愛子は1990年代の著書や講演において、「日本列島を霊視すると、東北・三陸方面の海に非常に重く暗い気が漂っている」「いつか大きな波(津波)が東の海から来る」という霊的な印象を繰り返し語っていたとされる。2011年の東日本大震災(M9.0・大津波)との符合として語られることがあるが、宜保は2003年に逝去しており、彼女の生前発言と東日本大震災を直接結びつける一次資料の確認は困難である。
東北の海の方に、暗い重いものを感じる。まるで海の底に何かが眠っているような……。いつかそれが動き出したとき、大きな波が来る気がしてならない。 ──(原語:日本語)
出典:宜保愛子 著書・講演(1990年代)
- 宜保愛子 著書・講演記録(1990年代)
- 宜保愛子 - Wikipedia
参考文献・出典
- 霊はあなたのそばにいる(宜保愛子著、祥伝社)
- 宜保愛子 - Wikipedia